2008年04月16日
品格
昨日某テレビで「親の品格」について司会者の方がコメンテーターに尋ねていらっしゃいました。
(○○の品格って少し前からよく本にもなっていますね。)
ある人は、「優しさがあり、人間好きで、きちんと生きる親の姿を見せること。」
ある人は、「こんな親になりたいと思ってくれるかどうか、子供に尊敬される親、生き方を見せる」
ある人は「厳しさと優しさの調和。うまく調和するとそれによって家族の絆が強くなり親の品格ができる」
と答えておられました。
そういえば以前読んだ本の中で
作家の童門冬二さんは
品格をどのように考えているかと聞かれれば
「卑しくないこと」「恕の心をもつこと」と答える。
卑しいというのは
「責任を取らない、逃げる、言いわけに終始する、他人の責任にし威丈高に責め立てる
肝心な時に必ずいないなどのことだ。そのくせ今のポスト、条件などを失うまいと、必死にがんばることなどである。」
恕の心とは
「常に相手の立場に立ってものを考える優しさ、思いやりのことである。」
とおっしゃっておられました。
また
昭和女子大学学長の坂東眞理子さんは
本の一節で
― とかく人間は誰でも自分より強い人や権力をもっている人には配慮しますが
自分の仕事や地位に役に立たない人の気持ちは無視することが多く、お金や地位のない人
あまり賢くない人を馬鹿にしたり、いじめたり、威張ったりする人もいます。
乱暴な言葉を使ったり、粗暴な行動をする人もいます。
そんなことはしないようにし、自分は自分なりに少しでも立派な人間になるよう努めましょう。
そこから人間の品格はうまれるのです。 ― と書いておられました。
私の中では
「恕の心」は一番でしょうか
そこへ「素直な心」も入れて心に留めておきたいです
まさしくその番組です^^