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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年01月14日

六ケ所村ラプソディー



今日はお友達と「六ケ所村ラプソディー」というドキュメンタリー映画を見に行ってまいりました。

青森県、六ケ所村にある「使用済み核燃料再処理工場」、周辺地域に住む方の心を知りとても切なかった。

私たちの生活には今やなくてはならないもの、あってあたりまえの電気(電力)を作る

原子力発電は今現在日本に55基もあるんだとしりました。

その副産物である使用済み核燃料(ウランの燃えカス)をさらにリサイクルし
プルトニウムとウランを抽出するのが六ケ所村にある再処理工場だそうです。

工場を稼働させると事故が起きなくても運転するだけで多くの放射能を大気中や海水中に放出してしまう。

原子力発電所1基が1年で出す放射能を、六ケ所村の再処理工場はたった1日で放出。
本格稼働は2008年2月、もうすぐそこまで迫っています。

2006年3月1日に試験運転がはじまったけれど、作業員の体内被曝が続発し、工場の安全性が疑問視された経緯もあるとのこと。

映画の中で
「家の下に地雷があります。
踏まなければ爆発しない、何らかの作用がなければ爆発しない。
けれど永久に爆発しないという保証はない。そんな家にあなたは住めますか?」という言葉があった。

六ケ所村の再処理工場もそうですよね

いくら専門家が安全だ~安全だ~といっても扱うものがものだけに。。。
絶対という確証も、保障ないですよね。
大地震や、スマトラ地震の時の大津波などの災害時にはどうなんだろう?

福井の「高速増殖炉もんじゅ」が12年停止していたのに2008年10月に運転を再開する予定だそうです。

六ケ所村で再処理したプルトニウムを高速増殖炉もんじゅで使用するそうで
とうぜん青森から陸路でか空輸でか運ばなくてはいけませんよね?
途中で事故などないとも言い切れませんし、何が起こるかわかりません。
そんな危険なものが行き来するのは大変不安です。。。


もっと安全な環境にもやさしい発電の方法を選択していくべきだと思いました。

私も原子力発電については詳しいことは知らなかった。
危険が伴うこと、チェルノブイリのあと近隣に住む方たちの健康被害などはテレビでみたことがあったので
恐いなという気持ちは持っていましたが。
もっともっと知らなければいけないと思いました。

日本の、いえ世界の子供たち、に危険な遺産を残さないためにも。。。

本当に後世に残さなくてはいけないものはなんなのか、しっかり考えなくてはいけないと思いました。


  

Posted by *美〜湖* at 20:05Comments(0)地球の未来&世界平和